神様のパズルレビュー [神様のパズル]


すべての謎を追求し解明しなければ気がすまないあなたへ

私は映画オタクではありません。
映画好きの評論が好きな方は、
気分を悪くするおそればあるため、読まれないことをお勧めします。

もしもあなたが、

がむしゃらになりたい方
理論がすべてであると思っている方
お金がすべてだと思っている方
恋がすべてだと思っている方
暗い部屋に引きこもっている方
この世に矛盾を感じている方
アインシュタインは天才だと思っている方
頭がよすぎる方
考えすぎる方
この世のすべてを手に入れたい方
この世のすべてのメカニズムを知りたい方
この世の仕組みは解明できると思っている方
物理学にすべてを掲げている方
神がすべてである方
完璧主義すぎる方

と言われて、
心のどこかでひっかかるところがあるのであれば、
あなたがこの記事を読んで、
少しは、何かを感じていただけるかもしれません。

正直、私は文章がうまくはありません。
ですので、あなたに伝えることができることは、
私の頭の中の数%でしかありません。

それでも、その数%をあなたに届けることができ、
何かをあなたと共有することができれば、
私は、とても嬉しく思います。

さて、かの天才アインシュタインはこう言ったそうです。
「私は自然科学に関しては、多少の知識はあるかもしれないが、
人間に関しては、何も分かっていない。」と。

我々は、子供の頃持っていた
好奇心を忘れてはいないでしょうか?

子供は常に「なぜ?」「何で?」と言います。
我々は、いつこの大切な考え方を忘れたのでしょうか?

好奇心・探究心を持ち続けると、
この世には面白いことばかりで、
生きている間には、
すべてを解決することはとてもできません。

我々は、頭から無理だと決めつけていることが
多すぎないでしょうか?

我々は、どうして、
そのことを無理だと決めつけているのでしょうか?

経験からでしょうか?

あなたは、本当にそれをすべて経験して、
無理だったのでしょうか?

やってみようとしたことはあるのでしょうか?

子供の頃、私は、なんでもやってみたいと思っていました。
しかし、いつしかそれを忘れました。

例えば、とあるすごい大学のすごい教授が、
「●●です。」

と言われたら、あなたはそれについて、
「なぜ?」
と思うことすらせず、思考停止してないでしょうか?

「それは、なぜでしょうか?」
と、言ったことがあるでしょうか?

どうして、我々はその人を信じるのでしょうか?

その人のことを対して知りもしないくせに。

つまり、何を言いたいのかと言うと、
私たちは、いつしか、科学的な数値でも少し出されれば、
それを信じ込むことにより、
自分でなぜか?どうしてか?を考えることすらを
忘れるようになっているのではないでしょうか?

それを考えさせられました。

途中、さやか(谷村美月)はこう言います。

「神とはなんだと思う?」
「宇宙を創り出した存在である。」
「神の不在性を証明するには、
宇宙を創り出せばよい。」
「私は、それを望んでいない。
神が存在するのであれば、私を止めにくるだろう。」

そして、市原隼人の好奇心をきっかけに、
映画は急展開していきます。

谷村美月はとうとう宇宙の発生のメカニズムを
解明してしまいます。

宇宙を発生させることができるのです。

あとは、エネルギーさえあればなんとかなる。

宇宙が発生するには、ビッグバンも起こり、
それが宇宙の内部で起これば、
地球は滅びると言う展開が待っています。

市原隼人は言います。
「お前が地球が滅びて、残したいと思う人がいなければ、
お前の好きにすればいいさ。」

と。

そして、ちょっと強引でもありますが、
日本中の電力を集めて、
宇宙を発生させるという行動に出るのです。

このシーンのいろんなところを
科学的に考察すると、
ここがおかしい、そんなことはありえない
ということはできるでしょう。

しかし、問題なのは、そう言うことではなく、
人が宇宙を発生させることができるとしたら・・・

ということと、

それにより、地球が滅ぶ。

仲間と言う人も消える。

自分の理論は正しいと証明できても、
人をなくす。

谷村美月は、最後のボタンを押すことを
ためらいます。

結果として、市原隼人が主人公ですから、
谷村美月の前にどーんと表れて、
歌を歌うのです。

「喜びの歌」を。

その曲が谷村美月の心を止めるのです。

結論は、人間らしさが、科学的好奇心に勝ったとも言えます。

最後のシーンは悪ふざけもありますが、
寿司を食わせるのです(笑)

市原隼人が一生懸命握った寿司が
谷村美月を救い、物語は終了します。

以下、私なりの結論です。

人は人とつながることでしか生きていけない。
そこに初めて生きる意味があるのかもしれない。
ただし、それはすべてではない。
好奇心・探究心を持ち続けることは大事である。
と同時に、素直さを持ち続けるはもっと大事である。
自分が素直に嬉しいと思う心を大事にして欲しいと思う。
子供の好奇心をつぶして欲しくないと思う。

宇宙を構成する4つの力を知らない
市原隼人は、
3つの袋が大事だと言う。

それは、堪忍袋と給料袋とお袋だと言う。

私の私見

無から有を生み出せれば、すごいことだろうなと
大学生の頃ふと思っていた。
そして、就職試験の時、そう言った。

それを聞いた面接官は、「こいつあほだ」と思ったのだろうか?

この世には、無から有が生まれているものはない。

しかし、宇宙はそうであったと言う。

無から偶然により、宇宙が誕生し、
それが意思を持って、
コミュニケーションを交わしていることは、
とても素晴らしいことだと思う。

それは、本当に実現できないことなのだろうか?

私にはそれを解明することなどできない。

そう、私は、そう決めつけている。

しかし、子供がそう考えた時、誰かがそういうことを
言ったとしても、
僕は、決してバカにはできないなぁと深く思った。

なぜなら、我々がここに存在し、
ここで言葉を使い、
こうして人とつながっていることを
偶然と呼ぶのであれば、
そんなに素晴らしい偶然には、
感謝しないといけない。

それを神様が作ったのであれば、私は神様に感謝する。

コンピューターの進歩により、
人の心は失われていくと言われる。

しかし、私は、人は絶対にそれを
なくすことはできないものと考える。

なぜなら、個人的主観でしかないが、
私は、神様とは、人のこころが生み出した
最後のよりすがりの存在であり、
あなたの心であると思うからだ。

神が絶対出なければいけない理由すらないのだけれど、
あなたが自分は絶対がいいと望めば、
そういう神が誕生するのだ。

キリストもブッダもマホメットも実在した。

しかし、神様と言われたら、
いろんな姿かたちをしていて、
想像上のものであることが分かる。

神がいてもいなくてもそういうことはどうでもいい。

僕が言いたいのは、神はいないよだとか、
神がいるよとかそういう議論ではなくて、
机の上で、教科書片手に議論するよりも、
もっと大切なものを、あなたにも、
人生の上でしっかり持っていて欲しいということである。

かなりすかすかの内容になり、
矛盾だらけの文章になってしまったけれども、
僕は、それが僕らしい、というよりも、
人間らしいと思っている。

この文章を読んだあなたが、
何かを感じ、この映画であれ、
市原隼人か谷村美月であれ、
宇宙であれ、
アインシュタインであれ、神であれ、
少しでも興味を持ち、
それが何かしらの形であなたの
人生に影響を及ぼしてくれれば、
それは、また嬉しいことだと思う。

以上で、今日の記事を終わりたいと思う。









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